2014年11月27日木曜日

「和紙」無形文化遺産に 和食に続き、ユネスコが登録決定

文化庁に27日入った連絡によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、フランス・パリのユネスコ本部で政府間委員会を開き、日本政府が推薦した「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」を無形文化遺産に登録することを決めた。昨年の「和食」に続き2年連続の登録決定で、文化庁では「日本の文化や伝統工芸の水準の高さを国際社会にアピールする原動力にしたい」と期待している.

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 細川紙の地元小川町と東秩父村の関係者は「大変ありがたい」「大きな力になる」「重要な転機となる」と喜びの声を上げた。

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小川町の松本恒夫町長は「国内外へ和紙の良さをアピールする上でも大きな力になる」と強調。「東秩父や石州半紙、本美濃紙、細川紙技術者協会と連携し和紙を生かした町づくりを進めたい」と笑顔を見せた。

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 東秩父村の足立理助村長は「細川紙技術者協会の皆さんの長年にわたる技術の向上、後継者育成に取り組んでこられた努力のたまもので、本村にとっても大変光栄で、重要な転機になる」と話した。

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